ナパーム弾でやけどのゾウを保護 ベトナム戦争で「孤児」に

 ニューヨーク州警察はニュージャージー州境付近のオレンジ郡ウエストタウンの路上で11日夜、迷子のゾウを保護したと、12日にフェイスブック投稿で発表した。発表によると保護されたのは44歳の雌のアジアゾウ。ベトナム戦争時にナパーム弾によりやけどを負った痕があるという。FOXニュースによるとこのゾウは戦争で「孤児」となり、米国へ移送。州内の動物保護施設で保護されていた。やけど痕は背中から顔にわたるという。

FOXニュースによるとゾウの名前は「フリーサ」。保護施設で職員が電気フェンスのスイッチを入れ忘れたため、脱走できたという。写真は州警察のフェイスブックより