NY州、失業率最低 30年ぶり、雇用も拡大

 【15日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨーク州労働局が15日に発表した調査によると、10月の失業率は4%で、1988年の統計史上最低に並んだ。全米平均の3.7%には及ばないが、前年同期比から0.7ポイント下げた。
 州では9月から10月までに民間企業の雇用者数は2万2600人増え0.3%拡大。地域別では州中部トンプキンス郡のイサカが3.3%増、シェマング郡エルマイラの都市部では2.6%伸びた。ニューヨーク市内の失業率は前月と変わらず4%だった。
 同局のアナリスト、エレナ・グロベンジャーさんは「経済発展の土台となる」と歓迎した。