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【14日付イーター】1926年開業の老舗ステーキチェーン、ザ・パームの利益配分を巡って、創業者ジョン・ガンジ氏の孫、ギャリー・ガンジ氏ら2人が、いとこのウォルター・ガンジ氏らを相手取り2012年に起こした訴訟で、裁判所は13日、ギャリー氏らの訴えを認め、ウォルター氏らに合計1億2000万ドル(約135億3000万円)の支払いを命じた。
訴えによると、ギャリー氏らがマンハッタン区にある同チェーン1号店=2015年に閉店=の共同経営者を務めていた1970年代、ウォルター氏らはニューヨーク外の全店舗を経営する別会社を設立。ギャリー氏らは1店舗につき6000ドルのライセンス料を受け取っていたが、この金額では不十分だと主張。ギャリー氏らもチェーン拡大に努めているため、配分を増やすべきだと訴えていた。
別会社経営の店舗は現在、全米とメキシコで約25店舗にまで拡大。判事は「ザ・パーム」の名が「ビジネス展開成功の鍵だった」とした上で、「6000ドルのライセンス料は業界の標準に達さず、過小評価された」と結論付けた。
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