同意なくわいせつなマッサージ NJの男性、チェルシーのスパを提訴

 【19日付ニューヨークポスト】マンハッタン区チェルシーにある男性向けスパで、同意なくわいせつなマッサージを受けたとして、また、スパの経営者は違法なマッサージが行われているのを知りつつ放置していたとして、ニュージャージー州在住の男性がこのほど、同スパに対し損害賠償金の支払いを求めてマンハッタン区地方裁判所に提訴した。
 男性は同州ウッドランド在住のロニー・アーノウさん(34)。訴状によると、アーノウさんは9月8日、美顔施術とマッサージを受けるために夫と共にリビング・フレッシュ・メンズ・スパに来店。同店のマッサージ師のペイ・ティアン被告は「正常と思われるマッサージ」を始めたが、10分ほどで、「臀部に途方もない時間をかけ始めたため、(アーノウさんは)非常に不快に感じた」という。さらに同被告は「指を臀部から下の方に動かし」、アーノウさんの肛門を愛撫し始めたという。あまりの衝撃に全身が「硬直した」アーノウさんだったが、マッサージ台から跳ね起きてティアン被告に退室を要求、911に通報した。同被告は、駆け付けた警官により強制わいせつおよび性的虐待の疑いで逮捕され、後に起訴された。
 リビング・フレッシュ・メンズ・スパの経営者はコメントの求めを拒否。同スパの受付によると、ティアン被告は現在も同スパで働いているという。

リビング・フレッシュ・メンズ・スパの公式ホームページより