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【21日付amニューヨーク】11月6日に実施された中間選挙で、ニューヨーク市からニューヨーク州議会議員に初当選した新人議員は7人。来年1月2日の就任を控え現在、秘書選びや選挙区民へのあいさつの他、新生活の準備に追われている。州会議堂がある州都オールバニ市への移動や住居問題もその1つだ。
ブルックリン区中部から上院議員に当選したゼルノー・マイリー氏(民主)は、自動車の運転免許を持っていないため、オールバニ市までアムトラックで移動する予定だという。同区北部選出で、最年少の27歳で上院議員となるジュリア・サラザー氏(民主)もアムトラックで移動し、州都に住居を構えない方針だ。議会開催中は議員割引のあるホテルに宿泊する予定だという。独身で子どもがいないため、「旅の道連れ」となる犬をシェルターから引き取ることも検討しているという。2人ともオールバニ市に住まいを構えるためには相応の経費がかかるとして、同市とニューヨーク間の往復を選択。議員としての最初の給与を受けるまでの生活が不安だと話した。
この時期、新人議員たちは州議会での政策や業務について学ぶ講習会などに精力的に出席している。子どものときに親に連れてこられた不法移民の若者、いわゆる「ドリーマー」としてクイーンズ区北西部から初めて下院議員に選ばれたカタリナ・クルス氏(民主)と、上院議員に選ばれたジェシカ・ラモス氏(民主)は17日、ワシントンDCで開かれたラテン系新人議員のための会議に出席した。中間選挙でニューヨーク州議会は上下院共に議席の過半数を獲得、約10年ぶりに多数党に返り咲いた。
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