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ホリデー【チッピングガイド】
いよいよホリデーシーズンの到来。ニューヨークでは今年世話になったビルのドアマンや管理人に「チップ(心づけ)」をあげるのが慣習となっている。新米ニューヨーカーはその渡し方や金額に頭を悩ますのでは?そんな悩みを解決する「チッピングガイド」を、ニューヨーク市の生活情報サイト、ブリックアンダーグラウンドがチップをあげる側、受け取る側への聞き取り調査を通してまとめた。抜粋して紹介する。
WHY
チップしなければいけないの?
チップが義務かどうかといえば、答えは「ノー」だ。ただ管理の行き届いたビルでは、ビル職員にチップをあげるのは「当たり前」とされ、高いチップをする住人に対するサービスの質が上がることもある。同サイトの2017年の調査によれば、チップを全くあげなかった住人はわずか1%。ただし、チップしなかったからといってサービスが受けられなかったり、極端に悪化したりすることはないようだ。チップはあくまでも感謝の気持ちだということを忘れずに。
HOW MUCH
それぞれいくらチップすればいいの?
チップの金額はビルの状態やその人の経済状況によってさまざま。同サイトが調査した平均金額はこちら。
WHEN
チップをあげるタイミングは?
年に1度のホリデーチップをあげる住人はほとんどがクリスマスの1〜2週間前までに済ませる。
HOW
チップの渡し方は?
現金が望ましいが、直接渡せない場合は小切手を使う人もいる。管理人やドアマンの勤続年数や勤務態度、仲が良いかどうかで金額を変えても良い。チッピングプールがある場合でも、通常は個別に渡す人が多いようだ。お礼をしたいが経済的にどうしても、という場合はほんの少しでも贈ることで気持ちは伝わる。
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