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【11日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市野良猫対策室は、野良猫を飼ってネズミ退治に役立ててもらおうと、「使役猫」のプログラムを推進している。
再開発などで行き場を失った野良猫を捕獲し、避妊手術と狂犬病の予防注射を施す。去勢済みであることなどの証明に耳の先端を小さく切る。使役猫として引き取る人は、自宅の車庫などに「寝床」を用意し、餌や水を与え、必要なときには獣医に連れて行く。野良猫なので人になつくことはなく屋外生活を好むが、ネズミ退治に効果がある。クイーンズ区に住むリチャード・ストイークさん(73)も使役猫を飼っている1人。「殺鼠剤もネズミ取りもいらないと、近所で宣伝している」とストイークさん。
非営利の動物愛護団体、動物虐待防止協会(ASPCA)のディレクター、ジェシー・オールドハムさんは「使役猫がネズミを確実に捕獲するかどうかは保証できないが、うまくいく場合も多々ある。猫がなつかなくても、周囲にいると楽しいものだ」と話す。
使役猫のコンセプトは今に始まったものではない。昔から農家では納屋で猫を飼っていた。最近では都会の食料雑貨店(ボデガ)で買われた「ボデガ猫」がインスタグラムで人気を集めている。専用のインスタグラムを持つディズニーランドの野良猫もネズミ対策だという。

bodegacatsofinstagram
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