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ニューヨーク市の地下鉄で4日、貧困層の市民を対象に「半額メトロカード」の発行が始まった。連邦政府が定めた貧困層に該当する市民約8万人のうち、食糧支援プログラム(SNAP、通称フードスタンプ)などの市の給付を受けている市民約3万人が対象。半額となるのは、1週間または1カ月の乗り放題券。4月をめどに13万人規模まで拡大し、1回券も対象とする意向だという。
ビル・デブラシオ市長は会見で「地下鉄やバスの利用と食事のどちらかの選択を迫られるニューヨーカーがいてはならない」と意欲を示した。
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