バターリ氏の捜査終結 被害女性の記憶あいまい

 【8日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市警察(NYPD)は8日、女性への性的暴行の疑いで捜査していた著名シェフのマリオ・バターリ氏(58)について、捜査を終えていたと発表した。3人の女性がバターリ氏が経営または投資していたマンハッタン区のレストランで数年前に乱暴されたと訴え出たが、3人とも酒を飲んでいて記憶があいまいだったことから、逮捕に至る十分な証拠が見つけられなかったからだという。新たな証拠が見つかれば、捜査を再開する可能性もある。