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【28日付ニューヨークタイムズ】2021年のニューヨーク市長選挙で、有力候補と目されているコリー・ジョンソン市議会議長(36)およびスコット・ストリンガー市会計監査官(58)が選挙資金集めを近々始める予定だという。両者ともに、公式な出馬表明は行っていない。
ジョンソン氏は1年前、「市政監督官にも会計監査官にもなりたくない。将来的には市長選に出馬するということだ」と話し、出馬に向けて準備していると明かしていた。同氏は多額の献金者からの影響が大きくなるのを避けるため、250ドル(約2万7300円)を超える個人献金の他、政治行動委員会(PAC)、ロビー活動に携わった人、不動産開発関連の従事者からの献金を受けない方針だという。最初の資金集めパーティーは3月の予定。
会計監査官として任期満了が迫るストリンガー氏は市長選について「出馬するとすれば、未来について議論を深めるためだ」と語っていた。両者以外にも、ブロンクス区のリューベン・ディアス区長は公式に出馬を表明、またブルックリン区のエリック・アダムス区長は、水面下で準備を進めているという。
市ではこのほど、選挙資金規定が改正となった。市長、市政監督官、市会計監査官の選挙での最高寄付限度額が5100ドル(約55万7000円)から2000ドル(約22万円)に引き下げられた他、少額献金者の影響力拡大のため、市民からの250ドルの寄付に対し8倍の公的資金援助が交付される。候補者は7月までに、新旧どちらの規定を採用するかを選定しなければならない。
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