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【27日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市警察(NYPD)を退職して作家になった元刑事のエドワード・コンロンさん(54)が、上級報道官として昨年、NYPDに復帰した。NYPDの警備活動や解決済みの過去の事件を読みやすくまとめて記事として発表している他、スピーチの草稿を書く仕事もしている。
コンロンさんは、NYPDで住宅部やブロンクス区第44分署の刑事などを歴任。現役時代にもNYPDの実情を暴露した「警察官日記」と題した記事をニューヨーカー誌に寄稿した。記事は「ブルーブラッド(Blue Blood)」として2004年に出版、ベストセラーになりテレビドラマ化もされた。11年、16年間務めたNYPDを辞め、執筆に専念した。
ところが「毎日が大雪の休業日」のようで物足りない。NYPDが恋しくなっていたところ、官僚的な文章を超えるものを書ける人材を探していたという戦略コミュニケーション部のウィリアム・アンドリュース副本部長から打診があった。「渡りに船」と復帰を決めたという。
23日に発表されたNYPDの年次活動報告書の草稿チームにも加わった。公式ホームページで公開した記事では、1970年代初頭の警察官殺人事件を扱った「ザ・ウォー・アット・ホーム」や人質解放の交渉担当チームを追った「トーク・ツー・ミー」などが、読み応えがあると評判だ。
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