【1月30日付ニューヨークポスト】交際相手の女性など4人に性的暴行を加えたと報道され、昨年5月に辞任したニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン前司法長官が、「瞑想インストラクター」になるのではと話題になっている。
マンハッタン区を拠点とする瞑想インストラクターの養成校、ザ・パス・メディテーションは1月28日、ホームページに微笑むシュナイダーマン氏らの顔写真と、「新たな瞑想インストラクターが誕生した。彼らが瞑想によって得られる知恵と喜びをどのように広めていくかが期待される」とのメッセージを掲載。ただし名前は明記せず、その後、メッセージも削除された。
友人によると、シュナイダーマン氏はユダヤ系だが、以前から仏教の教えに興味を抱いていたという。友人の1人は、「瞑想に励み、合宿にも参加している。内面の痛みを和らげるため、仏の教えを模索しているようだ」と明かした。ただし、性的暴行の犠牲者とされる女性の1人、ミシェル・マニング・バリッシュさんはツイッターで「とても不愉快。(彼が)何かを教える資格なんてない」と手厳しい。
シュナイダーマン氏の報道担当は、「(報道後)精神カウンセリングを受けており、瞑想も治療の一環。インストラクターにはならない」と否定した。