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【6日付amニューヨーク】グーグル傘下のカーナビアプリ「ウェイズ(Waze)」が搭載する、警察が検問を行う場所を知らせる機能について、ニューヨーク市警察(NYPD)は2日、停止を求める書簡を送った。飲酒運転中のドライバーが検問を避ける手助けになり得るなど、無責任で危険な情報だとしている。
同アプリはナビ機能に加え、渋滞状況や路上駐車、道路工事、スピード監視カメラなどの場所を、運転中の利用者からの情報に基づいてリアルタイムで地図上に表示。覆面警官が取り締まりを行う地点や飲酒検問場所の情報も含まれ、カテゴリーごとに表示させることもできる。
NYPDは「公共の安全を危険にさらす無謀行為を行うドライバーの取り締まりを妨げる可能性がある」と主張。「飲酒検問の場所を載せた投稿者は犯罪行為に加担したとみなされる場合がある」との声明文も発表している。
一方で、グーグルの広報担当は、同社が安全を最優先事項に掲げており、こうした機能により犯罪が抑止されると反論。「スピード違反監視カメラの存在を事前に知らせることで、ドライバーに慎重な運転と、運転中の安全な判断を促すことになる」と述べた。
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