白人至上主義の男に終身刑 言い渡しで被告「謝罪したい」

 【13日付amニューヨーク】マンハッタン区で2017年、ホームレスの黒人男性を剣で刺して殺害したとして、殺人やヘイトクライムなどの罪を認めていた元陸軍軍人のジェームズ・ジャクソン被告(30)に対し、同区高位裁判所は13日、恩赦なしの終身刑を言い渡した。量刑言い渡しに当たり被告は「この残酷で不必要な悲劇によって被害を受けた全ての人に謝罪したい」と述べた。被告は今年1月に罪を認めていた。自身を白人至上主義者だと認め、犯行前に執筆した「宣言書」には「(黒人は)できるだけ早く抹殺しなければならない」などと書かれていた。