ミッドタウンに移転、ネタは豊洲直送魚がし

ミッドタウンに移転、ネタは豊洲直送　魚がし

02/15/2019

　すし店、魚がしは先ごろ、マンハッタン区イーストビレッジからミッドタウンに移転した。
　同店がこだわるのは、旬のネタをどれだけ最上の状態で提供できるか。ネタは、東京の豊洲市場と福岡県長浜の福岡魚市場から直送したものを使用する。加えて「すしの原点は江戸前にあり」と、創作すしは出さない。イーストビレッジに店があったとき、ニューヨークタイムズやイーターなどが、「お値打ちに食べられる、おいしいすし店」とこぞって紹介したが、高級すし激戦区のミッドタウンに移転してもなお、良心的価格を貫いている。
　ランチのおすすめは、にぎり９貫に巻物１本、みそ汁、小鉢、茶碗蒸しが付く「寿司Ａセット」38ドル（Ｂセットは７貫で28ドル）、ディナーは、前菜（３点盛り）、お造り、焼き物、にぎり12貫、手巻き１本、お椀、デザートの「おまかせコース」135ドル。バーも充実しており、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワイン、ビールと全酒類をそろえる。ランチは月曜から金曜の正午から午後２時30分、ディナーは月曜から土曜の午後５時30分から10時30分。バーは深夜12時まで営業。予約推奨。