コーエン被告、収監3カ月延期 「術後の観察必要」、議会証言3回予定

 選挙資金法違反や偽証罪などで禁錮3年の判決を受け、3月6日に収監される予定だったトランプ大統領の元顧問弁護士、マイケル・コーエン被告(52)の収監日を60日延期し5月6日とすると、マンハッタン区の連邦地裁が20日、決定した。被告は昨年12月に量刑言い渡しを受けたが、肩の手術を受けたばかりで理学療法による経過観察が必要だとして収監の延期を求めていた。
 ウィリアム・ポーレー判事は術後の回復状況に加え、連邦議会での証言が3回予定されていることから、身辺整理や家族と過ごすための時間が必要と判断した。今月7日に予定されていた下院での証言は27日に行われることも決まった。