タイムズスクエアのビルボードに20日、「Thanks for Nothing, AOC!（この役立たず、AOC!）」と書かれた電子広告が映し出された。「ＡＯＣ」とはアレキサンドリア・オカシオ＝コルテス下院議員（民主）のこと。ネット通販大手アマゾン・ドット・コムのニューヨーク進出計画の撤回は多大な損失を生んだとして、自由企業体制の保護を目指すテキサス州の無党派団体「ジョブ・クリエーターズ・ネットワーク」が皮肉を込めて掲示したものだ。広告には「２万5000人の雇用損失」などとも書かれていた。
オカシオ＝コルテス議員は同社のニューヨーク進出に強く反対、ツイッターなどを通して抗議していた。同団体は「（同議員の）反対が他の議員らに波及して強まった」と主張している。オカシオ＝コルテス議員はツイッターで「億万長者が大金を払って反進歩主義のプロパガンダを植え付けようとしている」と反撃した。
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