惨殺の少年、標識に名を残す 「教訓も記憶に」

 ブロンクス区で昨年6月、ギャンググループに人違いにより15歳で殺害されたレサンドロ・グズマン=フェリスさんを追悼して、事件現場近くの東183丁目、バスゲート街の標識の下に「ジュニア」の愛称で親しまれたグズマン=フェリスさんの名前を付けた標識が27日設置された。設置に尽力した同区選出のリッチー・トレス市議会議員は式典で「暴力による悲劇的結末だけでなく(ギャング犯罪に対する啓蒙など)彼が残した教訓も記憶に残すべきだ」と述べた。

ニューヨーク市警察(NYPD)によると、昨年9月までにグスマン=フェリスさんを殺害したとして14人が逮捕・起訴されている。写真は27日、事件現場のデリの前で行われた記念式典の様子。写真はNYPDブロンクスのツイッター(@NYPDPBBronx)より