丸刈りで、がんの子どもと連帯 聖ボールドリック

 髪の毛をそることで、がん治療で髪の毛を失った子どもたちに連帯を示し、寄付金を集めて小児がん治療に役立てるチャリティーイベントが、聖パトリックデーに先駆け全米各地で行われている。聖パトリックをもじって聖「ボールドリック」と名付けられたこのイベントが始まったのは19年前の3月17日。運営する非営利団体、聖ボールドリック財団によると、当時第1回の会場となったマンハッタン区金融街のアイリッシュパブには19人が集まり、目標額を超える10万4000ドルが集まったという。同財団は2014年、小児がん研究に2720万ドル(約30億円)を寄付している。

ニューヨーク市内では15日、19年前に第1回を開催したアイリッシュパブ、ジム・ブラッディーズ・レストラン&バーで開催。詳細は聖ボールドリック財団のウェブサイト(www.stbaldricks.org)を参照。写真は14年にフロリダ州で行われたイベントの様子。同財団の公式ホームページより(photo: Superbald Admin)