魚のすみかになった地下鉄車両 グラセンで写真展

 老朽化して使われなくなった地下鉄車両はどこに? その答えを見つけられる写真展が20日からグランドセントラル駅構内のニューヨーク交通博物館ギャラリーで始まった。写真展では、海の底で魚たちのすみかとなり新しい役目を担う車両の姿と、海底に設置するまでの工程を紹介。ニューヨーク州都市交通局(MTA)は2001年から古い車両を東海岸沿岸の人工礁に再利用するプロジェクトを実施、10年までに約2500台の車両を沈めたという。

展示されている写真は、写真家のスティーブン・マロンさんが2008年から10年にかけて撮影した=21日午後撮影 (photo: 本紙)