ペッパーランチで「再起図る」 ペッパーフードサービス

 ペッパーフードサービスは、マンハッタン区ブロードウェー54丁目にオープンするニューヨーク初の直営店、ペッパーランチの報道関係者向け試食会を20日、オープニングセレモニーを21日にそれぞれ開催した。ペッパーランチは、約300度に加熱したIH鉄板で客自らがステーキを焼き上げ食べる形式。好みの焼き加減と味付けが楽しめる。
 ペッパーフードサービスは、ペッパーランチを日本国内に137店、海外に317店擁する他、いきなり!ステーキを内外合わせて428店展開する外食チェーン大手。ニューヨークで2017年から営業する、いきなり!ステーキの苦戦を受け、業態を変えて再度、挑戦する。
 セレモニーの挨拶でペッパーフードサービスの代表取締役社長、一瀬邦夫さんは、「ペッパーランチは、早いうまい安い。『ランチ』と名付けたのは、昼も夜もランチ感覚で食べてほしいから」とアピール。参列した著名ステーキハウスの店主や当地で古くから日本食レストランを多数経営するT.I.C.グループ代表の八木秀峰さんを紹介し、ニューヨークの飲食業界に敬意を払いつつ、「ペッパーランチで再起を期す」と宣言した。
ペッパーランチ・ブロードウェー店の営業時間は月曜から日曜午前11時から午後11時。

左からペッパーフードサービス米国現地法人、クニズコーポレーション社長の川野秀樹さん、エンパイア・ステーキ・ハウスの店主、
ジャック・シナナージさん、一瀬社長、T. I. C.グループ代表の八木秀峰さん、ナスダック副社長のデビッド・ウィックスさん=21日撮影(photo: 本紙)

Pepper Lunchブロードウェー店
243 W. 54th St.
(bet. Broadway & 8th Ave.)
☎️917-472-7158
www.pepperlunch-usa.com