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使い捨てプラ、使いません! 全NY市機関で

Mayor Bill de Blasio signs an executive order to end the City's reliance on single-use plastic during a press conference at the Sims Municipal Recycling in Sunset Park, Brooklyn on Thursday, April 11, 2019. Michael Appleton/Mayoral Photography Office
ニューヨークのビル・デブラシオ市長は11日、全ての市機関に対し、使い捨てのストローや皿、カップなどのプラスチック製食器の新規購入を禁じる市長命令に署名した。土に返る「生分解性」プラスチックまたはリサイクル可能な製品に取り替える。今年末までに体制を整えたい考え。
発表によると市が購入する使い捨てプラ製食器は年間110万ポンド(約50万キロ)以上。命令により市機関によるプラ製品の購入を95%カットでき、二酸化炭素排出量を年間500トン削減できると算定。障害のある人に必要不可欠なプラ製ストローなどは例外とした。

デブラシオ市長は11日、ブルックリン区サンセットパークのリサイクル施設=写真=で会見し、「プラスチックにノー、化石燃料にノーだ」と訴えた。市は今年1月、民間の事業所における使い捨てのカップや皿などの発泡スチロール製品の使用を禁止。ニューヨーク州レベルでも、コンビニやグロッサリーストアなどでの使い捨てのプラスチック製レジ袋を来年3月から原則禁止する方向で法制化が進んでいる (photo: Michael Appleton/Mayoral Photography Office)
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