ブリッジゲートは知事の「いじめ」 関与のNJ州元幹部に禁錮13カ月

 ジョージ・ワシントン橋で2013年、当時のニュージャージー州フォートリー市長に報復するために故意に渋滞を起こした疑惑「ブリッジゲート」に関与したとして、公的資産の悪用などの罪に問われた同州元幹部、ブリジット・ケリー被告(46)に対し、同州ニューアークの連邦地裁は24日、禁錮13カ月の判決を言い渡した。被告は当時の州知事、クリス・クリスティ氏の副首席補佐官を務めていた。被告は記者団を前に、関与を否定し続けるクリスティ氏から「身代わりに仕立てあげられた」「いじめだ」と主張している。
 判決によると被告は13年8月、当時のフォートリー市長が、再選を目指していたクリスティ氏を支持しない意向だということを察知し、交通当局幹部ら2人と渋滞を起こすことを計画し実行、隠ぺいにも荷担した。

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