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米国日本人医師会(JMSA、柳澤ロバート貴裕会長)と独立行政法人日本学術振興会は20日、ニューヨーク大学(NYU)ランゴーン・メディカル・センターでJMSAニューヨーク・ライフ・サイエンス・フォーラムを開催、約200人が参加した。同フォーラムは、米国内の日本人研究者・学生への支援・交流の促進、研究成果の紹介を通し生命科学の面白さを一般の人たちに広めることを目的に2015年から開始。今年は「Vision・Fusion・Translation(洞察・融合・転換)」をテーマに、2部に分かれて生命科学のさまざまな分野で活躍する研究者たちが最新情報を発表した。
午前の部では、肝臓移植における病理診断の重要性や不足する脳死臓器ドナーの問題と打開策についての講演や、移植医療の未来を論ずる座談会が行われた。
午後の部では、日本の科学技術政策を総括、国連を中心にした国際保健の動向や日本が主導する取り組みが紹介された。また、最新イメージング技術を駆使した脳の神経回路動体や、たんぱく質の細胞内での拡散・輸送をはじめとする細胞内の物理現象に焦点を当てた研究の発表なども行われた。

座談会では移植医療について活発な議論が交わされた(photo: Sei Higuchi)
http://jmsa-nyc-forum.org
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