NY市はしか感染、466人に サンセットパークで新たに3件

 ニューヨーク市保健精神衛生局(DOH)は7日、昨年10月からの市内でのはしか感染者数が466人に上ったと発表した。全体の81%に当たる379人が、ブルックリン区ウィリアムズバーグやボローパークの超正統派ユダヤ教コミュニティーに属している。これまで、はしかの合併症から34人が入院し、9人が集中治療室(ICU)に搬送された。
 DOHはまた、同区サンセットパークで3人の新たな感染例を報告。うち2人は、市内の公立学校に通っていた。感染した子どもは、予防接種を受けずに通学できる「宗教的免除」を受けていたが、ユダヤ教コミュニティー出身と認知されていない。3人の子どもは症状が出ている間、通学しなかったという。