スタテン島でも竜巻警報 NY市と近郊で天候大荒れ

 ニューヨーク市とその近郊は28日夜、暴風雨に見舞われた。米国立気象局は同日午後9時ごろ、スタテン島とニュージャージー州北部に激しい雷雨・竜巻警報を発令。ブルックリン区南部でも激しい雷雨の警報が午後11時まで続いた。同局によると各地でピンポン球大のひょうも観測された。ニュージャージー・ドット・コムによるとニュージャージー州スタンホープの高校では約100人が体育館に避難。近くに止まっていた車に木の枝のようなものが落下し、車内にいた2人が軽傷を負ったという。
 米メディアによると米中西部では先週から異例の多数の竜巻が発生し、1人が死亡。米南部では豪雨が起きるなど、全米各地で天候は大荒れ。ニューヨーク市では29日夜も激しい雷雨とひょうに警戒が必要。30日も雨の予報で、太陽が見られるのは31日になりそうだ。