NYPD警官2人自殺か 共にベテラン、24時間以内に相次ぎ

 ニューヨーク市警察(NYPD)のベテラン警官2人が5日と6日、遺体で発見された。共に頭を銃で撃ち抜いた自殺とみられる。24時間以内に警官2人を失い、NYPD内に衝撃が走っている。各メディアが報じた。勤続38年のスティーブン・シルクス警視正(62)の遺体はクイーンズ区のフォレストヒルズ球場近くの駐車場に停めた車の中で発見。勤続37年のジョセフ・カラブリーズ刑事(58)の遺体はブルックリン区ロッカウェーのプラムビーチの茂みで見つかった。6日付ニューヨークタイムズによると、米国では昨年159人の警官が自殺。NYPDでは過去10年で48人自殺している。過酷な任務と銃器を携帯できることが原因だという。