人違いで殺害、 5人に有罪

 ブロンクス区ベルモントで約1年前、15歳のレサンドロ・グズマン=フェリスさんが人違いで殺された事件で、殺人や暴行などの罪に問われていたギャング構成員の5人の男に対し、同区の陪審は14日、有罪評決を下した。ブロンクス地区検事局が発表した。量刑言い渡しは来月16日。
 判決によると5人は昨年6月20日夜、ライバルのギャング構成員に似たグズマン=フェリスさんを路上で発見。追いかけた末デリから引きずり出し、全身を何度も刺して殺害した。事件は「ジュニア」の愛称で親しまれていたグズマン=フェリスさんの悲惨な死に「#JusticeforJunior(ジュニアに正義を)」を掲げたギャング犯罪撲滅運動に発展した。
 報道によると同検事局は他に8人を起訴している。