トランプ氏、謝罪避ける セントラルパーク5の「死刑」広告で

 1989年にマンハッタン区セントラルパークで起きた暴行・レイプ事件で無実の少年5人が有罪判決を受けた問題で、当時トランプ氏は5人を死刑に処するようニューヨークの主要各紙に全面広告を展開し訴えていた。これについて19日、「謝るつもりはあるか」と問われたトランプ氏は「彼らは罪を認めていた」と切り返し、謝罪を避けた。各メディアが報じた。
 トランプ氏が1989年5月1日付の新聞に出した全面広告は「死刑を取り戻し、警察を取り戻せ!」の見出しで、「これらの殺人鬼たちを憎む、この先もずっとそう思うだろう。彼らの心の中を分析したいとも、理解したいとも思わない。私が望むことは彼らを罰することだ」と書かれていた。