航空券や宿泊プランを優待価格で紹介 近鉄インターナショナル

 日系旅行代理店の近鉄インターナショナル(KIE)は13日、マンハッタン区ミッドタウンのダブルツリー・メトロポリタン・ホテルで恒例の顧客向けイベント「トラベルショーケース2019」を開催した。10回目となった今年はホテル23社と航空会社7社、レンタカー会社が参加。出店企業数、来場者数ともに過去最高を記録した。
 同社によると10年前のイベント開始当初はホテル関係者を集めただけのものだったが、年々規模が拡大し内容も充実。この日は、自社商品のPRと併せてKIEの顧客に航空券や宿泊プランを優待価格で紹介した。また、前回に続き「スタンプを集めコレクション」を実施。これは受付で配られた「パスポート」を持って各社ブースを回り、スタンプを全て集めると商品が当たるラッフルに参加する権利を得られるもの。来場者は各ブースでさまざまな割引プランの説明を聞きながら、スタンプ集めも楽しんだ。 
 この日は午前中から雨模様。顧客の来場が危ぶまれたが、開場直前に雲間から太陽が。同社取締役社長の浜田浩二さんは、「『ベストカスタマー』のみなさんが来てくれたおかげで雨も上がった」とにこやかにあいさつ。アシスタントゼネラルマネジャーのビル・サコナさんは、「10回目を迎えられることができたとは信じがたい。来年の開催も決まっており、さらに大きなイベントにすべく準備に励みたい」と意欲を示した。

賞品を手にするラッフル当選者

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