日本クラブ会長杯軟式野球大会の決勝戦が6月29日、ランドールズ島球場で行われ、27年ぶりの優勝旗奪還を目指す伊藤忠と、初の決勝進出を果たしたデロイトが対戦。安定した打線がつながったデロイトが伊藤忠を8対1で下し、初優勝を飾った。伊藤忠はチャンスを得点に繋げることができず、8回裏にかろうじて1点を返した。
歴代の優勝チームの名が刻まれたリボンが付いた優勝旗を手にしたデロイトの主将、西島有也さんは「良い投手と良い打者のおかげで初優勝することができた」と満面の笑みで語った。試合終了後には3位のみずほ銀行、静岡銀行の代表もそれぞれ参加して表彰式と閉会式が行われた。
今年で44回目を迎える同大会は5月上旬から開催、参加14チームのうち8チームが決勝トーナメントに進んだ。優秀選手賞などの受賞者は次の通り。
ピッチャー最優秀選手賞:ダスティン・ブレッシャーズ(デロイト)。バッター最優秀選手賞:三木健成 (デロイト)。優秀選手賞:袖野康弘(伊藤忠)。敢闘賞:西島有也 (デロイト) 、森川友也(伊藤忠)。監督賞:西島知也 (デロイト) 、多田知裕(伊藤忠)。アンパイヤ賞: ロイ・エーリック、ジョン・ブレムス