NY州でスポーツ賭博が解禁 対面式限定、学生スポーツも除外 

 スポーツ競技を賭けの対象とするスポーツ賭博のニューヨーク州初となる営業が、州都オールバニ近くのカジノで16日、行われた。ウォール・ストリート・ジャーナルが同日、報じた。対面式に限り、オンラインでの賭博は禁じる。
 会場はスケネクタディ郡のリバーズカジノ。新設されたスポーツ賭博場「スポーツブック」の窓口で同日午前10時30分ごろ、賭け金の受付が始まった。連邦最高裁は昨年5月、国内でスポーツ賭博を禁止する法律を無効とする判決を下し、ニューヨーク州の他16州とワシントンDCで合法化。ニューヨーク州では、州が特例として設置している先住民族居留地のカジノ4施設の窓口でしかプレーできない。
 同紙によるとクオモ知事は、オンライン賭博の合法化には州憲法の改正が必要で、2021年以降になると話している。州ではまた、ほとんどのプロの試合を賭博対象としているが、学生選手への賭けは制限される可能性があるという。

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