市長愛用ジムに 爆破予告、避難 女の声で「黒人びいき」

 24日朝、ニューヨーク市のデブラシオ市長が通うブルックリン区パークスロープのジム「プロスペクトパークYMCA」に爆破予告があり、同ジムにいた全員が一時避難した。爆弾は見つからず、けが人はなかった。各メディアが報じた。
 報道によると、同日午前7時15分ごろ、女の声で「このジムはデブラシオが着くころに爆発する。黒人びいきが大統領選に出馬しているからだ」との電話があった。デブラシオ氏は同ジムに向かっていた。市警察(NYPD)が安全を確認し、同氏は午前8時30分ごろジムに到着、普段通り汗を流したという。デブラシオ氏はほぼ毎朝、NYPDの警備の下、市長邸のあるマンハッタン区アッパーイーストサイドから同ジムに通っている。