双子、車中置き去り死亡 父親に寛大処分求める

 ブロンクス区で26日、1歳の双子を車中に置き去りにし死なせたとして過失致死などの罪で起訴された父親のホアン・ロドリゲス被告(39)の罪状認否が27日、同区の裁判所で行われた。
 母親のマリッサさんは担当弁護士を通じて、「(同被告は)子どもたちを故意に傷つけようとしたのではない」との声明を発表。判事に寛大な処分を求めた。各メディアが伝えた。
 報道によると、同被告は26日午前、双子を保育所に預けたと思い込んだまま仕事に出掛け、8時間後に車に戻った際、双子が車の中でぐったりしていることに気が付いたという。
 非営利の子どもの車中死防止団体、キッズ・アンド・カーズによると、全米で毎年、平均で38人の子が車中に放置き去りにされ熱中症により死亡。今年7月16日の時点で21人が死亡している。