在ニューヨーク日本国総領事館の山野内勘二大使は7月31日、マンハッタン区ローワーイーストサイドにある社会福祉団体ハミルトン・マジソン・ハウスのメンタルヘルス部門、日米カウンセリングセンターを訪問した。
同センターはニューヨーク州が公認する唯一の日本人向けメンタルヘルス外来診療所。1983年に開設し、領事館と米国日本人医師会がサポートする邦人医療支援ネットワーク(通称ジャムズネット)の主要加盟団体の1つ。ハミルトン・マジソン・ハウスは1898年、ローワーイーストサイドに暮らす低所得の移民を支援する目的で創立。託児サービスやシニアへの食事提供、アジア系米国人の薬物およびアルコール依存症対策など、さまざまなプログラムを提供している。
山野内大使は、同センターの設立以来36年にわたりカウンセリングを続けている臨床ソーシャルワーカーの松木史(まつき・ふみ)さんと、2015年から勤務するソーシャルワーカーの竹島久美子さんに労いの声をかけ、センター内の施設を視察。大橋建男・領事部長と米国日本人医師会事務局長の加納良雄さんも同行した。
日米カウンセリングセンター
253 S. St., 3rd Fl. (bet. Rutgers & Pike Sts.)
☎212-720-4560
www.hmhonline.org