NYPDがコミュニティーセンター開設へ イーストニューヨークに今秋

 ブルックリン区イーストニューヨークに今秋、ニューヨーク市警察(NYPD)による初のコミュニティーセンターがオープンする。WNYCが8日、報じた。
 センターを置くのはペンシルベニア街127丁目の3階建ての建物。特に12歳から19歳の若者に使ってもらうことを目的に、音楽スタジオやスポーツジム、放課後に使える教室などを設ける。
 イーストニューヨークは住民の約8割が黒人やラテン系で、貧困率は市全体の約2倍。市内でも犯罪発生件数の多い地域だ。NYPDのオニール本部長はWNYCに「若者が熱中できるものを提供する場になれば」と話した。10月末までの開設を目指し、週7日オープンする予定だという。