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金融情報会社スマートアセットは7日、今年で5回目となるランキング、「ルームシェアで最も節約できる都市」を発表。ニューヨーク市はカリフォルニア州サンフランシスコ市に次いで2位で、ルームメイトと暮らすことによって月々1056ドル(約11万2000円)を節約できることが分かった。年間で計算すると1万7200ドルの節約になる。
報告書をまとめた同社のA・J・スミスさんがニューヨークポストに語ったところによると、市内5区での1BRの平均家賃は2915ドル、2BRは3713ドル。2BRのアパートを2人でシェアした場合、1人が払う家賃は1859ドル(約19万8300円)で、1人で1BRに暮らすより月々1056ドル(約11万2600円)を節約できるという。年間に2人で2万5000ドル節約できる計算だ。
同紙が不動産情報会社ジロウの人口調査として紹介したデータによると、2016年、市の成人の約40%以上がルームメイトと暮らしていた。05年は30%だった。また、全米でルームメイトと暮らす26歳以上の割合は、16年は30%で、05年の21%から増加していた。
米住宅・都市開発省は、収入に対する最適な月家賃の割合を「月収の30%以下」と定義。平均的なニューヨーカーは16年、月収の41.2%を家賃に費やしていた。05年には31%だった。
節約できる都市の3位はカリフォルニア州サンノゼ市、4位はマサチューセッツ州ボストン市、5位はカリフォルニア州オークランド市だった。
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