ニューヨーク市内で移動にかかる時間が、毎年のように長くなっている。市交通局(DOT)はこのほど、報告書「可動性調査」を発表した。
DOTは徒歩や地下鉄、バス、自家用車やタクシーなど、市内での移動手段の変化や移動にかかる時間、移動速度などを長年にわたり調査。これによると、市内を運行するバスは17年、平均で時速7.58マイル(約12キロ)と統計史上最低を記録。1990年は時速8マイルだった。
一方、18年におけるマンハッタン区60丁目以南を車で移動する際の速度は、平均で時速7.1マイル。特に、同区59丁目から35丁目「ミッドタウンコア」と呼ばれる地域では18年、タクシーでの移動速度は時速4.9マイル。10年の6.4マイルから毎年遅くなっている。また、市民の移動手段では、徒歩利用者が30.7%で最も多く、車が30.2%と続いた。地下鉄は20.5%、バスが11.5%だった。
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