中東和平担当のグリーンブラット外交交渉特別代表が辞任 11:45 AM – Sep 5, 2019

After almost 3 years in my Administration, Jason Greenblatt will be leaving to pursue work in the private sector. Jason has been a loyal and great friend and fantastic lawyer….
….His dedication to Israel and to seeking peace between Israel and the Palestinians won’t be forgotten. He will be missed. Thank you Jason!

俺の政権でほぼ3年務めてくれたジェイソン・グリーンブラットは、民間の仕事をするために辞任する。ジェイソンは忠実で偉大な友人であると共に、非常に優れた弁護士だ。彼がイスラエルに献身し、パレスチナとの和平交渉に取り組んでくれたことは、忘れられることはないだろう。ご苦労だった。ありがとうジェイソン!

【解説】 
 ジェイソン・グリーンブラット氏は、外交交渉の特別代表としてトランプ政権で中東和平を担当。グリーンブラット氏はトランプ大統領の娘婿で政権の上級顧問、ジャレッド・クシュナー氏と共に、2017年からトランプ氏が「究極のディール」と掲げる中東和平案の作成に当たってきた。
 FOXニュースによると、ホワイトハウスは和平案が既に完成しているが、今月イスラエルで行われる選挙が終わるまでは少なくとも公開されないとしている。一方で、和平案はパレスチナ当局の反対に逢っており、FOXはグリーンブラット氏の辞任により、締結への雲行きはさらに怪しいと報じている。
 グリーンブラット氏は声明で「(中東)和平構想を起草したチームの一員であったことを非常にありがたく思う」と述べている。

グリーンブラット氏(photo: U.S. Embassy Tel Aviv)