ナンバープレート 交換義務化を断念 クオモ知事

 ニューヨーク州のクオモ知事は17日、ナンバープレートの10年ごとの交換義務化を断念すると発表した。同日発表された世論調査で州民の大多数が反対していることが判明したことを受けての措置。
 知事はキャッシュレス通行料徴収システムに対応できる代替え案を議会と調整する意向。ウォール・ストリート・ジャーナルが同日、報じた。
 シエナ大学の世論調査によると、州の登録有権者798人のうち60%が強制交換に反対、75%が25ドルの手数料は不公平と答えていた。
 同紙によると、州には10年以上使用されたプレートが現在、300万枚以上ある。来年4月から2年間で全プレートの交換が行われた場合、州は7500万ドル(約80億円)以上の手数料を得る見込みだった。