第2次世界大戦中に強制収容所で亡くなったユダヤ人の相続人が3日、マンハッタン区ロックフェラーセンターにある競売会社、クリスティーズに保管された絵画の返還を求めて民事訴訟を起こした。ニューヨークポストが4日、報じた。
「芸術家の妻の肖像」と題されたエゴン・シーレ(1890〜1918年)の絵は、ナチスがオーストリアのウィーンで、ハインリッヒ・リーガー博士から強奪したとされる。作品は同区マジソン街のロバート・リーマン財団が所有、クリスティーズに競売を委託していた。リーガー博士の相続人は、作品がリーマン財団の管理下にあることを発見。今年4月13日、作品の返却を求めていた。
訴状によると、作品は500万ドル(約5億3430万円)から700万ドル(約7億4800万円)の価値があるとされる。財団が作品を返さない場合、相続人は、絵画の価値と同額の支払いを求めている。
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