ウォーレン氏、支持率バイデン氏に並ぶ 大統領選民主候補、NYで

 シエナ大学が15日に発表した世論調査によると、来年の大統領選に立候補している民主党候補指名争いで、ニューヨーク州の民主党支持者からのウォーレン上院議員への支持率が21%となり、バイデン副大統領(21%)と初めて並んだ。3位はサンダース上院議員(16%)だった。調査を担当したスティーブン・グリーンバーグ氏は「バイデン氏は最有力候補ではなくなった。25%は支持者を決めかねており、勝敗は全く予測がつかない」と述べている。

(左から)ウォーレン氏(photo: Elizabeth Warren)、バイデン氏(photo: Marc Nozell)。先月の同様の調査における支持率からウォーレン氏は4ポイント伸ばし、バイデン氏は1ポイント下げた。ウォーレン氏は先月、マンハッタン区のワシントンスクエア公園で集会を開き、数千人に向けて演説。全米での支持率も伸ばしている。15日夜にはオハイオ州で討論会が行われる予定で、両者が直接対決する。調査は今月6日から10日にかけ、州内の742人の選挙登録者を対象に実施。このうち民主党支持者は340人