エプスタイン、他殺の可能性 元検視官が証言、「証拠は殺人を指している」

少女らへの性的虐待などの罪で起訴され、マンハッタン区の拘置所で8月10日に自殺した富豪のジェフリー・エプスタイン被告(66)の弟が依頼した法医学の病理学者が30日、FOXニュースの朝番組「フォックス&フレンズ」で、同被告は自殺ではなく絞殺された可能性があると語った。各メディアが報じた。
 市検視局の元病理学者で、現在は同テレビ局のコメンテーターを務めるマイケル・バーデン博士は、「エプスタインの体には多数の傷があり首の骨が折れていた。自殺で首の骨が折れる例は50年間の経験の中で1件もない。証拠は自殺ではなく殺人を指している」と指摘。  
 一方、市検視局は同博士の見解を強く否定している。