NYCマラソンで求婚 沿道の観客も祝福

 ニューヨーク市内5区を走り抜けるニューヨーク・シティ・マラソンが3日開催された。好天に恵まれた今年、男子はジェフリー・カムフォロルが2時間8分13秒で、女子はジョイシリネ・ジェプコスゲイが2時間22分38秒で優勝。男女共にケニア勢が制した。一般市民が参加する世界最大のマラソン大会に今年も心温まるエピソードが誕生。 ニューヨークポストが4日、報じた。

 ブロンクス区在住のクラリサ・アラヤトさん(37)は、20マイル地点となる同区モットへブン138丁目で、応援に駆け付けた恋人のマリエリー・デルバイエさんを見つけると、走るのをやめデルバイエさんと抱擁。2人の家族や友人、沿道の観客が見守る中、膝を付いてデルバイエさんに指輪を差し出した。
 2人のお気に入りの歌をBGMに愛の言葉を述べるアラヤトさんに、デルバイエさんは涙を流しながら承諾。プロポーズを成功させたアラヤトさんはその後レースに戻り、約9時間かけ完走した。
 アラヤトさんは、初めての「大舞台」で、デルバイエさんにプロポーズすると決めていたという。「前日に『まさかプロポーズなんてしないわよね?』って聞いたら、『そんな目立つことをするようながらじゃない』と話していたから、予想もしていなかった」とデルバイエさん。その左薬指にはダイヤモンドがキラリと輝いていた。

クラリサ・アラヤットさんのインスタグラム(@cool_riss)のスクリーンショット

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