L線1アベ駅に新入口 通勤時の混雑緩和に期待

 ニューヨーク州都市交通局(MTA)は4日、ブルックリン区とマンハッタン区の14丁目を結ぶ地下鉄L線の1アベニュー駅の約1ブロック南に、新たな入口「Aアベニュー駅」を新設した。1アベニュー駅を利用する、マンハッタン区イーストビレッジや同区スタイブサントタウンの住民約2万1000人の通勤時間帯の混雑緩和を目的に4月から着工していた。
 新入口建設はL線改修工事の一環。同入口の他にも、14丁目の歩道の改装工事や地下鉄車両に使用する電力の強化も予定している。
 MTA開発部門の最高責任者ジャンノ・リーバー氏は声明で、「計画は予定より早く進んでいる。利用者のメリットをもっと増やしたい」と述べた。