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ジャパン・ソサエティー(JS)は20日と21日の両日、長野県の魅力を紹介するイベントを開催した。JSの特別企画「日本を知る」シリーズの4回目。長野県庁との共催。
21日はトークと試食会を開いた。長野県信州ブランド推進監の営業本部営業局長の熊谷晃さんと同県の国際観光促進局のブレア・ガーディアさんが登壇し、豊かな自然と歴史、農産品、伝統工芸品と郷土料理を合わせ持つ長野県について、映像を上映しながら対談形式で語った。さらに、伝統工芸品を次世代につなげる努力や自然の中で子どもを育てる森の中の幼稚園、環境保全に対する取り組みについても紹介した。
熊谷さんは、ニューヨーク滞在中、日本食に関心の高いシェフのレストランや日系レストランを訪ね、お酒や食品など「長野ブランド」を広める活動をしたいと息込んだ。試食会では信州産のサーモンを使った巻物と信州そば、長野県の蔵元やブリュワリーによる日本酒15種類とビール3種類、ジュース2種類が振る舞われた。
市内在住のロレッタ・タピアさんは、「長野県の良さが分かった。日本に旅行する際には、ぜひ足を運びたい」と話した。JSによると21日の定員220席は完売、人気の高さがうかがえた。
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