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ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、低所得者向け医療費補助制度、メディケイドの予算超過の詳細や対応策について、報告期限を過ぎた現在も、具体的な言及を避けている。ウォール・ストリート・ジャーナルが20日、報じた。
600万人以上が利用する同州のメディケイド制度は今会計年度に30億ドル(約3258億円)以上の予算超過が推定されている。超過額の詳細を含む中期予算報告書は10月30日の提出期限から3週間が経過したが、未提出のままだ。
クオモ知事の広報担当官、フリーマン・クロポット氏は、「600万人以上の州民に質の高いケアを続けながら、構造的不均衡を調整する計画を立てている。翌年度予算からメディケイドへの支出を抑えることを見込んでいる」との声明文を発表しただけで、サービス削減断行の是非や、中期予算報告書の提出が遅れている理由について説明しなかった。
州保健局は2020年3月までの今会計年度のメディケイドへの支出を、217億ドル(約2兆3564億円)と推定している。
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