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ブルックリン区にある、「世界中からゴミをなくす」ことを目標にしたユニークな企業の徹底したエコ作戦について、ウォール・ストリート・ジャーナルが19日、報じた。
オーガニックのハンカチや、生分解性プラスチックを使ったアイフォーンケースなど、環境に配慮した商品を販売する「パッケージフリー」のオフィスには、フォルダ―やメモ用紙などの紙類がない。
新入社員には金属製のランチボックスと水筒、トートバックを支給し、昼食を持参させる。昼食のデリバリーは、会社が承認したプラスチックトレーを使わない飲食店のリストから選択させる。
もちろん紙を大量に消費するプリンターやコピー機もない。社内で出たごみは、堆肥化リサイクル業者に毎月43ドル(約4685円)を払って持っていってもらう。民間のごみ収集業者に毎月数百ドルを払うよりもずっと経済的だ。オンラインで受けた注文品の発送には商品の納入会社が使った箱や紙を再利用する。
同社の共同創業者でCEOのローレン・シンガーさん(28)は7年前、ごみを出さない生活を始め、その詳細をつづったブログで話題になった。2017年に始めた同社には現在40人が勤務。このほど、地元の投資家から450万ドル(約4億9000万円)を集め、廃棄物の少ない消費財を大量生産する製造部門を立ち上げた。
次の目標は、それらを手頃な価格で提供することだという。
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