対立候補の批判に反発 ブルームバーグ前市長

 2020年11月の大統領選に向け民主党の指名を目指して出馬すると表明したニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ前市長(77)が6日、CBSテレビの朝番組「This Morning」に出演。出馬表明後、初めてインタビューに答えた。
 対立候補から「選挙を金で買おうとしている」との批判を浴びていることについてブルームバーグ氏は、「他の候補者が寄付を集めている一方で、自分は自らの力で財産を築き、それらのほとんどを社会活動のために使ってきた」と反論。他の候補者は、「キャンペーンのためにどれだけ『自腹を切る』のか?」と疑問を投げかけた。同氏はまた、「彼らは他人の金を使っている。人間は何かを期待しているからこそ金を出すものだ。私は金で買われたくない」と中立性を強調。
 また、市長任期中の職務質問方法「ストップ・アンド・フリスク」を謝罪したことについては、「大統領選に出るまで、誰も何も言わなかった」と話した。