タイムズスクエアで900人が野宿 ホームレス支援

 マンハッタン区タイムズスクエアで7日夜、ホームレスの支援イベント「ワールズ・ビッグ・スリープ・アウト」が開催された。約900人の参加者は氷点下の中、防寒着を着込み路上で「野宿」。各メディアが9日、報じた。
 同イベントはホームレス問題への認識を高めるため、スコットランドの非営利団体が2年前に開始。今年は世界50都市で同時開催した。集まった寄付金は、国連児童基金(ユニセフ)に贈られ、参加者が使用した寝袋はホームレスに配るという。

参加者のオシェイさん(54)はニューヨークタイムズに、「ホームレスの苦悩を、少しでも理解できれば」と話した。
写真はホームレス支援を行うNGO団体「UN NGO Working Group to End Homelessness」の公式ツイッター(@unngowgeh)より